翻訳と辞書
Words near each other
・ ヘレスポントスの戦い
・ ヘレスポントスの海戦
・ ヘレスポントス海峡
・ ヘレスポント・アルハンブラ
・ ヘレス・サーキット
・ ヘレス・デ・ガルシア・サリナス
・ ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ
・ ヘレズ
・ ヘレテ・ニエト
・ ヘレナ
ヘレナ (イギリス王女)
・ ヘレナ (モンタナ州)
・ ヘレナ (原子力潜水艦)
・ ヘレナ (小惑星)
・ ヘレナ (軽巡洋艦)
・ ヘレナ (重巡洋艦)
・ ヘレナの戦い
・ ヘレナリン
・ ヘレナ・P・ブラヴァツキー
・ ヘレナ・アンゲリナ・ドゥーカイナ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ヘレナ (イギリス王女) : ミニ英和和英辞書
ヘレナ (イギリス王女)[じょ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 
王女 : [おうじょ]
 【名詞】 1. princess 
: [じょ]
 【名詞】 1. woman 2. girl 3. daughter

ヘレナ (イギリス王女) : ウィキペディア日本語版
ヘレナ (イギリス王女)[じょ]

ヘレナ・オーガスタ・ヴィクトリア(Helena Augusta Victoria, 1846年5月25日 - 1923年6月9日)はイギリス女王ヴィクトリアアルバート公の第3王女。
== 人物 ==
バッキンガム宮殿で誕生。長姉にドイツ皇后ヴィクトリア、次姉にヘッセン大公妃アリス、長兄にエドワード7世、次兄にザクセン=コーブルク=ゴータ公アルフレートらがいる。
1865年9月、コーブルクを訪問中、デンマーク王家の支族アウグステンブルク家の公子クリスティアンを紹介された。父親はアウグステンブルク公クリスチャン・アウグスト2世〔アウグステンブルク家の一族には、デンマーク王クリスチャン8世の王妃カロリーネ・アマーリエ(アウグステンブルク公の姉)やドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の皇后アウグステ・ヴィクトリア(アウグステンブルク公の孫)がいる。〕、母親はダンネショルド=サムセー伯爵夫人ルイーセだった。
アウグステンブルク公の三男であるフリードリヒは所領を持たないただの公子だったため、娘を側におきたいヴィクトリア女王にとって好都合な婿であった。同年の12月に婚約、1866年7月5日にウィンザー城で結婚した。結婚式の7日前に、女王は新しい義理の息子にヘレナと同等の「殿下」(Royal Highness)の称号を与えた。これはイギリス国内でのみ通用するもので、国外ではシュレースヴィヒ=ホルシュタイン公子〔アウグステンブルク公クリスティアンはシュレースヴィヒ=ホルシュタイン公位を主張してデンマーク王フレデリク7世と争っていた。シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争の後にクリスティアンの長男フレデリク8世(アウグステ・ヴィクトリア皇后の父)がプロイセンヴィルヘルム1世によって公位を認められた。〕としての称号(Serene Highness)しか使えないものとされた。夫妻は、ウィンザー城近郊のフロッグモア・ハウスに新居をかまえた。
ヘレナは妹ベアトリスとともに、父アルバートの死後は母親と親密であった。彼女は数々の慈善活動の後援者となった。
第一次世界大戦が始まると、反ドイツの風潮が国民の間に高まり、ドイツとつながりの深いイギリス王室は多くのドイツでの称号を保持し続けることが困難になった。1917年7月、ヘレナの甥ジョージ5世は家名をサクス=コバーグ=ゴータ家から、居城にちなんだウィンザー家に変更し、保持していたドイツの称号を全て放棄した。ヘレナ夫妻と娘たちも、父の家名がドイツ領になっていたシュレースヴィヒ=ホルシュタインに由来するため、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=アウグステンブルク(Schleswig-Holstein-Sonderburg-Augustenburg)の姓を名乗るのをやめた〔家名の一部となっているゾンダーブルク(デンマーク語名セナーボー、アウグステンブルク(アウグステンボー Augustenborg)はシュレースヴィヒ=ホルシュタイン公国の都市。これらは第一次世界大戦後、ともにデンマーク領となっている。〕。
1923年にロンドンでの住居ションバーグ・ハウスで死去した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヘレナ (イギリス王女)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.